FXをこれから始めようと言う方で、アセットという言葉を知らない方はいるでしょうか?
アセットとは日本語で「資産」を意味し、株や債券など、利益追求の目的で投資している金融資産の事です。
FXでは自分のもっているアセット(資産)をどう運用するかというのが大切になってきます。

アセットアプローチという場合は、ある地点での資産の受給関係によって、外国為替相場が決まるという、
為替相場決定理論の一つです。日本円と米ドルの二国間の利子率の差によって為替レートが決まる理論です。

またFXを利用する時にいわれているのが、アセットコントロール。
これは通貨ポジション事の個別の資産管理ではなく、純資産、
つまり自分の現在の運用している資産全体で資産管理をする、リスク管理の一つです。
例えばドル円とユーロ円の両方を運用していて、今まではどちらかが好調でも、片方が悪い場合に、個別に対処する必要がありました。
アセットコントロールでは、事前に10000円など単位をセットし、2つの通貨の両方の損益をトータルで見て、
10000円の損の時にポジションが決定するというように、自分の資産トータルで管理する事が可能です。
これは資産管理と同時にリスク管理もできるということです。
損失だけでなく利益でも「20%を超えたら決済する」などリミットをつけておく事も可能ですので、
損得両方で便利でリスク管理がしやすい方法と言えます。
「決済する前に損失がわかり、決済後の資産もよくわかる」という非常に便利な方法です。