インターバンク市場とは、銀行間取引市場の別名で金融機関や証券会社等に限定された外貨の取引をする市場のことで短期的な資金の過不足を調達しています。「市場」でありますが、東京取引市場のようなのがあるわけではなく、電話とネットワークのみで行っています。取引は、世界中の金融機関が24時間同時に取引のやりとりをしているので、「眠らない市場」とも呼ばれています。
また、世界の金融機関同士が売買する為替市場(FX)も金融機関と限定されているので、インターバンク市場と呼ばれております。
為替市場での売買する通貨の最小単位は、100万通貨からなので、相場が1ドル100円から101円と1円動くだけで100万、10銭で10万、と利益損失となり、大きな取引な分、少し動いただけで損益が膨大になります。
私たちが聞く「FX」の取引は、金融機関が個人に為替を売買している市場なので「対顧客市場」と呼ばれています。
通貨単位は10000通貨からと、10銭で1000円の利益損失と手軽に始められようになりました。
金融機関によっては、1000通貨とリスク少なく取引が出来るところもあります。
そして、取引資金も1万、10万など身近に始められ、また、取引外貨も「ドル円」「ポンド円」など多彩に取引が可能であります。24時間取引が可能です。
インターバンク市場のような100万通貨という高額な資金でなくても、インターバンク市場のような気分が味わえるのも、FXの魅力の一つだと思います。