前回のコラムでもお話した通り、FXとは、外国為替証拠金取引のことを指し、

この為替取引とは、2国間の異なる通貨を交換することです。

FXでは、はじめに取引会社に自分のお金を証拠金として預け入れることで、

証拠金の数倍~数百倍の金額で取引を行うことができます。これが、レバレッジです。

少ない資本金で大きな取引を行うことができるようになることを表しています。

通常はレバレッジ○○倍といった言い方をします。

ここで、みなさんに気を付けていただきたいのは、ハイリスク、ハイリターンであることです。

レバレッジの上限は各FX取引会社によって違います。取引会社によっては、400倍のレバレッジをかけられる取引会社もあるようです。

初心者がFXで取引を行うのであれば、最初は2~3倍で取引を行うようにしましょう。

FXでは、スワップポイントでの利益も望むことができて、手数料も安いので、レバレッジ2~3倍でも充分な取引が可能になります。

万が一、証拠金の何倍もの金額で取引を行い、為替レートが下がってしまえば、大損してしまいます。その場合、証拠金はいったいどうなるのでしょう。FXの取引会社では、そうならないためにロスカットといったシステムを導入しています。

たとえ、決済を行わずとも、現在のレートで決済した場合に発生するかもしれない損失が大きくなってくると、自動的に強制済が行われ、基本的に証拠金以上の損失が出ないようになっています。

先程も言いました通り、FX初心者の方は、レバレッジを2~3倍にかけていただいて、ロスカットにならないように取引を行うことがFXに勝つために必要なのではないかなと思います。